合気柔術逆手道 AIKI JUJUTSU GYAKUTE-DO

合気柔術逆手道の指導に掛ける私の抱負

世界に数多有る武術の中で、他の武術が”如何にして相手に効果的なダメージを与えられるか”という技術を磨くものであるのに対し、日本の伝統的な柔術は”如何にして相手を傷つけずに制するか”と云う技術を学ぶという点で非常にユニークなものです。このような思想で作られた武術は世界広しといえども恐らく日本の柔術だけでしょう。これが護身術として柔術が理想的だといわれる所以なのです。

もう一つ柔術が他の武術と大きく異なる点はその技術の大半がノウハウであり、他の武術のように決まった動作を素早く行うための反復練習が必要無いということです。また筋肉を鍛えるよりも技術(ノウハウ)を習得することのほうが大切なため、筋肉トレーニングが不要という点です。これも非力な女性や一般の人に護身術として学ぶのに適した特質となります。

このように柔術修行では如何に多くのノウハウを出来る限り早く伝えるかが重要であり、そのためには真摯に且つ真剣に教えてくれる先生を見つけることが最重要となります。

私はオランダで26年間逆手道を教え続けてきましたが、入会希望者が現れるたびに繰り返し説明していた事があります。それは「ごく普通に努力して学んでもらえれば普通は2年以内で黒帯が取れます。勿論人一倍努力して精進すれば1年でも取れますし、そうした例はこれまで何人もいます。2年たっても黒帯が取れない人は何ヶ月も平気でサボることを繰り返す人で、こうした人は十年続けても黒帯は取れません。少しでも早く上達してくれることを願い、弟子となってくれた人たちには自分の持っているノウハウを物惜しみなどせずにすべて伝授します。普通に努力してもし2年で黒帯が取れなかったら、それは教える側の私の問題で私を責めてください 」

私は人に教えることが大好きです。教えたことが出来るようになってもらえると私はたまらなく嬉しくなります。又一人でも多くの人に早く上達してほしくて、これまでずっと指導法を工夫し続けてきました。2009年から柔術を通信教育で教えるということに挑戦しはじめて、これまで通信教育で十数人の黒帯を育ててきました。其の最終的な仕上げが合気術を通信教育で教えるということです。 従来では道場に通っても習得するのが困難とされて、柔術では最高秘儀とされる合気術を通信教育で教えるという、他の人から見れば”無謀”とか言いようがないことを2012年から始めました。そしてそれは見事に成功しました。其の成果は武道雑誌”秘伝”に18ヶ月に亘る連載として2015年6月から載せています。

日本が誇る文化遺産である柔術、合気術を世界中の武道ファンに伝授し、その楽しさ、面白さを知ってもらいたい、それが私の抱負です

皆さんの参加を心からお待ち申し上げます。

 

平成26年4月22日 合気柔術逆手道 第二代宗師 倉部 至誠堂  

    GYAKUTEDO MARK

 

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